小規模酒蔵が知財戦略で成長を遂げる

知財活用事例

和歌山県にある中小の酒造会社は、長らく地域に根ざした酒造りを続けてきました。当初は、自社の製造方法やブランドを特許や商標で保護するという意識は低く、製造方法などの技術はノウハウとして社内に蓄積されているだけでした。
 しかし、ある時、自社技術が他社に特許権を取得され、その企業から権利侵害を警告されるという苦い経験をしました。
 この経験を機に、自社技術が特許になり得るものだと認識し、知的財産権の取得を積極的に進めるようになりました。

 大学や技術センターと幅広く共同研究を実施し、和歌山県の特産品を生かした種類・健康食品の開発をおこなうこの酒造では、健康志向の高い顧客をターゲットにした商品が10年以上人気を博しています。
 また特許だけでなく商標の出願にも力を入れ、商品名やラベルのデザイン性を向上させ続けています。

この酒造が取り組んでいる知財活動は、弁理士による月1回の研修。「J-PlatPat」等を用いた先行技術文献調査の検索方法、他社権利の侵害防止のチェックポイントなどを総合的に学び、自社内で知財関連業務がある程度できるようになる下地をつくりました。

 IYOまつやま特許商標事務所でも同様のセミナーをご用意しています。
 知的財産戦略は企業の成長を加速させるための強力なツールです。ぜひ、ご相談いただき、貴社の知的財産を最大限に活用してください。

参考:https://www.jpo.go.jp/support/example/document/kigyou_jireii2018/bunya01.pdf

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